ここでもやはり私は多くのことを学ばせてくれる環境が周りにあった。
中学時代は軟式テニス部だった。私の所属するテニス部は地域でも強豪校であり、全国大会に出るかどうかというところであった。私ももちろん小学校からの教えの通り一生懸命テニスに取り組んだ。
しかし、今回私は1つ大きなの挫折を味わうこととなる。
それは私たちの1つ上の世代は全国大会に行くかどうかを争っていたのに、私たちの世代は地区大会で敗れ、県大会にさえ行けなかったのである。
一生懸命に取り組んでいた。なのに実力が伴わなかった。
この結果の差を生み出した原因は、実ははっきりとわかっている。
それは指導者が私たちが中学2年生のタイミングで変わってしまったことにある。
指導者が違うだけでこんなにも結果に差が出るのか。。。
引退の試合で負けた時は、悔しさとともに、
なぜ僕らと一つ上の世代はこんなに違うのか、なぜこんなに一生懸命やっているのに。。。
という気持ちを味わった。
大人になった今では、指導者（上司）の重要性を理解して仕事に取り組む日々を送っている。
後輩が伸びない環境を作ってしまっている原因は、自分の指導力不足によることが大きい。
多くのことを考えるきっかけを与えてくれるエピソードであり、自分の礎になっていると考えている。
